2007年4月24日 (火)

町内会 良し悪し

私の親戚の人が町内会の役員を複数 背負わされて、生活のリズムが狂い 

ストレスで滅入ってしまっている事を聞き 心配でなりません。                                                          

私が思うに町内会が無ければ本当に 町民が不便を感じるのでしょうか。 

何処の町内会でも年間の行事や取り 組み事項は似たり寄ったり同じようで、 

その一つ一つは是非やらなければ ならん事でしょうか。 

また年間の行事の一つ一つに町民の 一人一人が本当に何かを期待 

しているかどうか分かりません。 各組の組長役もほとんどの人が面倒に 

思ったり、負担に感じたり、できれば 逃れたいと思いつつも順番だから 

引き受け任期の一年過ぎたらやれやれ ホッとしたと誰しも感じる事でないでしょうか。 

それにも拘らず何のうたがいも不満も言わず 営々と続けているのは、便利な事も 

有ったり、必要な事もあるからだと思います。 

    ○昔からやっている事なので それが空気みたいに必要だから 

    ○日本中何処でも町内会があって、 もし無かったら暮らせない。 

        と思い込んでいる。 

    ○市役所の広報を伝達するのに 便利だから。(成人検診、 

乳幼児予防接種、町内清掃、 道路工事の連絡、市役所の 

お知らせ、募金の要請、その他) 

    ○町内の防犯防火、交通安全の啓蒙、 災害の備え、衛生の向上 

    ○町民参加の行事を通して町民 同士の連帯意識の高揚。 

    ○町内によっては行楽やスポーツ競技 運動会等の行事で町民の慰安。 

    ○町全体ではないが、組単位の弔事挙行 

    ○氏神の神社などの奉賛 

    ○成人祝い、厄年祈願、自警 消防等の活動 

    ○なんとなく一体感がもてるから 

    ○皆がやっている事だから 

    ○回覧板が便利だから 

    ○国、県、市、区、町、組という組織体が 上から下への分団構成上 

そうなっているから。 

    ○災害時に救済活動がスムーズ にできるから 

    ○婦人会活動に駆出されたら大変だ 

    ○子供会の育成として監督的指導 体制下に置いて便利 

    ○廃品回収、リサイクル活動、各種募金 の収集 (半ば強制の面もある) 

    ○町費はなんにも参加しなくても取られるし、 一人暮らしでも一人前高い 

    ○三役の役が回ってきたら大変だ 

    ○その他 

ざーっと思いつくまま挙げただけでも、上のような 事が考えられます。こう書いている 

うちまだまだ五つ六つ町内会に対する良い事、 まずいことが浮かんできますが、 

キリが無いのでこの辺にしておきます。 

で、私が言いたいのは町内会を今一度見直し 本当に必要な広報(回覧板)と、 

最小限の活動にし、誰しもが負担やストレスを 負わない活動にしたらどうかということです。  町内会費も広報と最小限の活動に留めれば 不要か今の何分の一かにできます。 そもそも町内会の始まりは明治政府が 国民の人心を統一するのに上意下達に便利な事と、戦時体制下において町民 相互の監視体制を確立、結束の強化などの、 ちょっとプライバシーをそっちのけした、お上 ご都合主義から生まれた組織で北朝鮮などの 圧制国家以外は、諸外国ではみられない日本 独特な文化の一面を有していると思います。 

けれども、長いものには巻かれろ。 言わぬが花、でる杭は打たれる、 

というような日本人のあまり良くない気風の下、 ことさらこう言う事や言及するのを恐れたり、 批判する事自体なんかタブーとする処が あるように思えてなりません。 

現代社会は核家族世帯 親世帯から離れ 夫婦と子供だけの世帯 や単身世帯が増え 夫婦共働き世帯、マンション住居、生活スタイル の多様化、プライバシー意識の強まり、等々で 町内会依存が希薄化し、個々の人が同時に 行動する時間的、意識的余裕がどんどん減少 していくようです。 

そのようにライフスタイルの個性化が進んでいく のに何十年もあまり代わり映えしない町内会 活動に私は途惑いを大いに感じます。 

町内会が本当に必要不可欠でしょうか 今の形態をずーっと保持してjくのが 最善かどうか、皆が喜んで参加しているか 否かと検討すべき時が来ているようです。 

多くの人は町内会活動の役割として 「地域のコミュニティと住民の連帯を促す 原動力になっているし、災害等の非常事態 の時の非難、復旧活動のパイプ役となる」 というメリットを強調します。 

私はそう言うプラス面は大いに同感です。確かに非常時の住民結束には組織的 

威力が発揮されるでしょう。 が、そういう非常時がいったいどのぐらいの 頻度で起こると言うのですか。 

毎年日本中何処かの地域で台風や大雨の 災害が起きています。 地震は何時何処に 

起こるかわかりません。 それでも災害地のニュース報道で被災者が 

よく口にする発言として、「自分は若いころより この町(村)で暮らしてきたがこんな事態に 

遭遇するのは初めてだ」 と言っている事が 実に多い事を皆さんもご存知でしょう。 

ですから何十年に一度有るか大部分の所では 無いような非常時のための町内会結成は 

先に述べたさまざまな煩わしさや役員になった 負担を思うと考えさせられる事と思いますが 如何でしょうか。 

また町内会が住民同士の交流に本当に成果を もたらしているかは大いに疑問を感じます。 何処の町内会でも大体年間一世帯3~4千円の 町費を徴収しその大部分は年2回ぐらいの行事 (氏神の祭り、運動会、盆踊りぐらい) に使うが それによって人々の交流がどれだけ深まるのか 疑問です。 

それよりもっと身近な隣近所同士がどれ程親近感 をもって暮らしているかという事の方が大事では ないでしょうか。ちょっとした事で隣同士が感情的に 対立する事など実に多いと思います。 隣同士が反目しあっていて町内会を通じて何が 交流の和を云々でしょうか。 

いろいろ書きましたが町内会のあり方として住民と して仕方ないから町費を納め、順番だから組長 などの役をいやいやでも果たし、役員に推されて 生活の犠牲を払って任期の終わるのを待つ、 よおな町内会であるようなら是非英知を寄り集まって 改めていくべきでないでしょうか。 

が、慣習と言うか長年やってきた事を変えるのは なかなか難しい事だとも思いますが。・・・・・・・ 町内会が受け持っている役目の一つに、広報が あります。市町村役場が住民に伝えたい事項を いわゆる回覧板で伝える方法です。 

また、各種募金、寄付金の要請と集金も町内会が 受け持っています。 

広報はともかく募金、寄付金は半ば強制的徴収 になっています。これはおかしい制度です。 募金は本来それに協力する人の任意、自由意志 でなければならないのに、額まで決めてきて、まるで 税金の如く徴収されます。不本意と思いつつも 断わると白い目で見られる恐れから黙って応じて いくしかない事実上の税です。 

日本の社会は個人の意思より集団の行為に かしずくおかしな気風が有ります。集団の意向に 異議を言うと「生意気だ、出過ぎたやつだ」と よってたかり、押さえ込め、上には従えと、吐息まく ,かんばしからぬ習慣があるように思えてなりません 

広報ですが回覧板もスピード化社会の今日、その 迅速性、確実性からもう「ソロソロ役目終えても」 と思います。 市町村が専用のネット回線を全戸 に敷設しリアルタイムに伝える方式はどうだろうか 

パソコンで無く、専用の端末機を全戸に設け、 ぼたん3つ四つの簡単な機器表示で伝絡事項を 配信するローカルネット機構を取り入れるのです。 

一部の利用者しか使わない馬鹿でかい文化施設 など箱物に税金掛けるより、市民全戸に密着した 広報端末機の普及を真面目に検討すべきと思う。 

箱物作る費用を転化すればおつりがくるのです。 そう言う訳で町内会は、今の形態から新しいものに 変えていってもらいたいと思います。 

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